内膜の厚さと妊娠

美・巡りサロンTiareの妊活先生コラムへようこそ^^♪
今回は、【内膜の厚さと妊娠】についてお話します。
不妊治療でクリニックに通っていて、担当の先生から
「子宮内膜が薄いね…」と言われた経験のある方は、最後まで読み進めて、子宮内膜が何mmあれば着床しやすいのかを、ぜひ知っておいてくださいね!!

子宮内膜は、何mmで「薄い」と言われるの?
何mmだったら、着床しやすいの?

明確な基準はありませんが、子宮内膜と着床についての研究があります。
それによると、排卵前の時期に7~8mm以上の内膜の厚さが必要という結果が出ています。

少し詳しく見ていきましょう。

まずは、新鮮胚移植の場合です。

●妊娠率と出産率は、内膜が薄くなるにつれて低下
●妊娠率は内膜8mm以上の場合約35%なのに対し、4mm台では約18%
●出産率は内膜8mm以上の場合約25%なのに対し、4mm台では約18%
●逆に流産率は、内膜が薄くなるほど上昇する

次に、凍結融解胚移植の場合を見てみましょう。

●妊娠率と出産率は、内膜が7mm未満より薄くなると低下する(7mm以上では有意差無し)

ほとんどの移植は、内膜7mm以上で実施されていますが、7mm未満でも妊娠・出産は可能ということが言える結果だということが分かります。
しかし、内膜が薄いほど妊娠・出産率は低く、流産率が高くなることから、着床には7~8mm以上の内膜の厚さが必要だと言えます。

内膜が薄いと、クリニックでは薬を追加されたり、注射をして、内膜を急ピッチで厚くしてタイミングや人工授精・体外顕微授精に臨みます。

薬に頼ってばかりの体のままで、本当に妊娠・出産を継続できるのでしょうか。
妊娠したら、薬に頼ることはできません。
自分の力だけで、おなかの赤ちゃんを守って育てていかなければいけないのです。

それを考えたら、妊活中の今のうちから、身体の内側の巡りを整えて、自分の力で質のいい卵子をつくりだし、子宮内膜を厚くして、着床しやすい環境を整えて、着床した後も、赤ちゃんを育てていける体づくりをしておく必要があると思いませんか?

びわ温灸を妊活に取り入れることで、血流が良くなり、体の自然治癒力(しぜんちゆりょく):本来人間が持っている”自分で治そうとする力”がついてきて、結果、妊娠しやすい体に体質改善することができます。

最新の生殖医療の恩恵を受けつつ、自分の体の巡りを改善することで、ママになりたいを叶えてもらいたいと心から願っています。


【この記事の監修者】
ママになりたいを叶える専門家 辻紘子

管理栄養士/びわの葉温熱療法士
自身も1人目妊活で4年半の不妊治療を経験。2人目妊活の際に、びわ温灸を取り入れて、妊活再開半年で自然妊娠することに成功。妊娠しやすい身体づくりの必要性を痛感し、びわ温灸での癒される妊活を経験したことから、妊活中の方に”癒されながら妊活に取り組んでもらいたい”と、現在、福岡県久山町の妊活ログハウスサロンで活躍中。びわ温灸と栄養カウンセリングで、毎年多くの妊活卒業生を送り出している。