卵管造影検査ってどのくらいの人に異常が見つかるの?

福岡県久山町でびわ温灸の妊活・温活サロンをしています、美・巡りサロンTiareです^^♥

あなたは、【卵管造影検査】を受けたことがありますか?
不妊治療クリニックに通い始めると、割と早い段階で勧められる検査です。

「この検査で、どんなことが分かるの??」
「どのくらいの人が、この検査で異常が見つかるの??」

気になりますよね。
早速、卵管造影検査について詳しくみていきましょう^^!!

【卵管造影検査とは??】

子宮と卵管の形や通り具合を調べるレントゲン検査です。
造影剤(レントゲンに写る液体)を子宮の中に流し込み、卵管を通ってお腹の中へ流れる様子を撮影します。
妊娠に必要な「卵子の通り道」が正常かどうかを確認できるため、不妊検査の中でも最も重要な検査の1つです。

【卵管造影検査で分かること】

① 卵管の通り具合(通過性)

  • 正常:造影剤がスーッと卵管を通り腹腔に広がる
  • 狭窄(細くなっている)
  • 部分閉塞(途中までで止まる)
  • 完全閉塞(まったく通らない)

→ 「自然妊娠しやすさ」に直結する重要ポイントです。

② 卵管周囲の癒着

造影剤が腹腔内に広がる様子で、卵管の動きや周囲の癒着が推測できます。

③ 子宮の形・異常

  • 子宮奇形(中隔・双角子宮など)
  • 粘膜下筋腫
  • 子宮ポリープ
  • 子宮内腔の癒着(アッシャーマン症候群)

【検査の流れ】

検査の流れ(一般的)

  1. 生理直後〜排卵前に実施(D6〜12くらい)
    ※妊娠の可能性がない時期に行うためです。
  2. 診察台で膣から器具を挿入 → 子宮の入口を消毒
  3. 細いカテーテルを子宮内に入れる
  4. 造影剤を少しずつ注入
  5. レントゲン撮影(数回撮影する施設が多い)
  6. 終了後は少量の出血や造影剤が出ることがあります

所要時間:

15〜30分程度

【ゴールデン期間って何??】

卵管造影の後は、卵管が「通りやすくなる」効果(通水効果)が認められており、検査後1〜3ヶ月は自然妊娠率が上がりやすいとされています。
実際に臨床でもよく見られる現象で、妊活されている方はこの期間に積極的にチャレンジされることがあります。

【卵管造影検査で異常が見つかる割合は??】

<大規模コホート研究
不妊治療施設における研究で、3322人の女性を対象。平均年齢は 33.9歳。

  • そのうち 16.8% に卵管閉鎖(非通過)があった。
  • ただしこのデータは「閉塞」がメインで、「その他の異常(癒着、奇形など)」を含めた異常全体比率とは異なる。

いかがでしたか?
卵管造影検査では、6人に1人程度は閉塞が見つかるというデータが出ています。
狭窄(細くなっている)は含まれていないので、そのデータを含めたら、もっと多くの方に異常が見つかる検査だと言えます。

しかし、検査結果を受けて対策ができますので、卵管造影検査はなるべく早い段階で受けてもらいたいなと思います!!

卵管が通ったから妊娠できる!
体外受精にステップアップしたから妊娠できる!
そう思ってしまいがちですが、質の良い卵子をつくるのも、受精卵を受け止める着床しやすい子宮をつくるのも、赤ちゃんを胎内で育てるのも、あなたの体です!
体の内側の巡りが整っていないと、妊娠への道のりは遠いです。

体質改善の必要性に気づいたら、早め早めにプロに頼った体質改善を始めましょう^^♡
福岡県久山町、コストコ久山倉庫から車で3分の、美・巡りサロンTiareで、癒される妊活をご提供しています。
「ママになりたい」を叶える専門家と一緒に、妊活卒業を目指しましょう♡


【この記事の監修者】
ママになりたいを叶える専門家 辻紘子

管理栄養士/びわの葉温熱療法士
自身も1人目妊活で4年半の不妊治療を経験。2人目妊活の際に、びわ温灸を取り入れて、妊活再開半年で自然妊娠することに成功。妊娠しやすい身体づくりの必要性を痛感し、びわ温灸での癒される妊活を経験したことから、妊活中の方に”癒されながら妊活に取り組んでもらいたい”と、現在、福岡県久山町の妊活ログハウスサロンで活躍中。びわ温灸と栄養カウンセリングで、毎年多くの妊活卒業生を送り出している。